MADRIX 5
LED制御ソフトウェア/エフェクトジェネレーターの”世界定番”とも言えるMADRIX、2018年5月にバージョン5が公開されました。
※バージョン3についてはこちらよりご確認ください。(新規販売終了)
Ver. 5 での変更点:
- UI(ユーザーインターフェース)刷新
操作画面(エフェクト生成/パッチ作成画面等)のUIが刷新され、より洗練された見た目に進化しました。
また、ウィンドウの背景色を、従来の黒に加えて白を選択できるようになりました。 - エフェクトパターン追加
以下のエフェクトが追加されました。- SCE Rotating Shapes
様々な図形を回転(ローテーション)させることができます。 - TRI Effect
外部信号入力を受けてエフェクトパターンを実行・変化させられる新モードです。
- SCE Rotating Shapes
- 動画ファイルの音声再生
動画ファイルに含まれる音声データを同時再生できるようになりました。
これに伴い、動画データ再生時に、音声データに反応するS2E(Sound to Effect)やM2E(Music to Effect)をシンクロ再生する事も可能になりました。 - Art-Net4 / sACN のユニキャスト通信をサポート
Art-Net最新バージョン4に対応しました。またこれまでマルチキャストのみ対応していたsACNの、ユニキャスト通信に新たに対応しました。 - パッチエディター強化
CADソフト等から出力したCSV形式のファイルをパッチエディターにインポートしパッチ作成に使用できるようになりました。
また、パッチエディターに、CADで制作した図面等を始めとする背景画像を設定できるようになりました。 - 64bit対応
MADRIXソフトウェアが64bit対応しました。バージョン3に比べ、コンピューター側(CPU等)にかかる負荷が軽減します。
- UI(ユーザーインターフェース)刷新
数多くの機能を搭載しながら、初心者でも直感的に操作できるのが特徴の 照明コントローラー / ビジュアルエフェクトジェネレーター / メディアサーバーソフトウェア。
出力数を基準とした6種類のパッケージがあります。
バージョン5からは、いずれのライセンスでもDMX/DVIの両方の信号を出力可能となりました。DMX
(ユニバース)DVI
(ピクセル数)start 2 (1,024 ch) 16,384 (128×128) entry 12 (6,144 ch) 262,144 (512×512) basic 32 (16,384 ch) 1,048,576 (1024×1024) professional 128 (65,536 ch) 2,097,152 (2048×1024) ultimate 512 (262,144 ch) 2,097,152 (2048×1024) maximum 2,048 (1,048,576 ch) 2,097,152 (2048×1024) 簡単な操作で無数のビジュアルエフェクトを作成可能。
動画形式ではなくエフェクトパターンのみを保存するため、小さいファイルサイズで収まります。ハードディスク容量を圧迫することもなく安心です。エフェクトパターンの種類が豊富です。
マイクで認識した音声に反応するインタラクティブなエフェクトも多数用意されています。
(プログラムが音声データの音量/音階を解析し、エフェクトをリアルタイムに変化させることもできます。)2種類のエフェクトの出力を画面中央のフェーダーで切り替え可能。クロスフェードにも対応。
音楽に合わせてエフェクトを素早く切り替える等、リアルタイム性を求められる演出にも優れています。サポート対象プロトコルが充実しています。
DMX、DVI、Art-Net、sACN の他、e:cue、KiNET、MANet 等特定フィクスチャーの独自プロトコルも多くサポート。パッチ設定を自由に作成可能。エフェクト出力先のフィクスチャーの仕様・形状に合った独自のパッチを作成、保存できます。
ソフトウェアは Windows OS のみの対応となります。(Windows 10/11 64bitのみ)
MADRIXソフトウェアを使用するコンピューター(Windows)の最低システム要件:
CPU 2.0GHz デュアルコアCPU メモリ(RAM) 2GB HDD/SDD 1GBの空き容量 画面解像度 1280 x 768 その他 ネットワークカード
サウンドカード
USB 2.0各種MADRIXハードウェアとセットでのご利用も大変おすすめです。
MADRIXソフトウェア経由で、装置の設定を簡単にカスタマイズできます。- MADRIX LUNA 4/8/12
Art-Net to DMXノード。DMX OUTポートの搭載数が異なる3タイプをご用意しています。 - MADRIX USB ONE
DMX IN/OUTどちらにも利用可能。コンピューターのUSBポートに接続して使用します。
外部コンソールからMADRIXソフトウェアを制御したい、あるいは512 DMXチャンネルを手軽に出力したいときに活躍します。 - MADRIX ORION
各種センサー類装置からの入力信号を受け、MADRIXソフトウェアに送信します。インタラクティブな演出には必須の入力装置です。 - MADRIX NEBULA
Art-Net/sACN to SPIノード。常設イルミネーションや店舗装飾等、テープ・クラスタLEDの制御におすすめです。 - MADRIX STELLA
Art-Net/sACN to DMXノード。DMXケーブルを直接結線できる常設プロジェクト向きの出力装置です。2DMXユニバースの出力に対応。こちらもテープ・クラスタLED等の制御に最適です。 - MADRIX AURA
Art-Net/sACN マルチユニバースレコーダー/プレイヤー。スタンドアロン再生可能な小型プレイヤー、最大で32ユニバース/1台。MADRIXソフトウェアで作成したエフェクトパターンデータをオートマチックに、PCレス環境で再生するのに適しています。
- MADRIX LUNA 4/8/12